2024年7月中旬、セカンドハウスローンの正式な契約をするために一緒に移住するかなさんと銀行へ行ってきました。
宮崎ではなくこちらの銀行です。
今回は印鑑登録証明書を提出したり、実印も持参して正式なセカンドハウスローンの契約です。
司法書士さんにも来ていただき、抵当権設定の手続きも行いました。
抵当権設定
抵当権設定とは、住宅ローンなどでお借入されたきに、建物と土地に担保権を設定することです。債権者(金融機関等)は、債務者(お客さま等)が住宅ローンの返済が滞り、返済が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけることができます。抵当権の設定をすることを、「抵当権設定登記」といいます。
抵当権の設定登記は、金融機関が指定の司法書士が行うことが多いようです。引用:楽天銀行
司法書士さんに依頼する内容として所有権移転登記もあります。
所有権移転登記
所有権移転登記とは、土地や建物の所有権が移ったときに所有権を明確にするために行う登記です。例えば、不動産を売却した際に、買主に所有権が移ったことを証明するために行います。このように不動産の所有権の移動を登録することで、不動産の権利が誰にあるのかが明示されるのです。
引用:SUMiTAS
数日前に銀行の担当者さんから電話で「抵当権設定をしてもらう司法書士さんも7月の下旬に宮崎へ行き、引渡し契約の時に所有権移転登記をしてもらうので、司法書士さんの宮崎までの交通費を負担していただくことになる」と言われました。
旅費の話は聞いていなかったので「ちょって待って」となりました。
早割で飛行機を予約しないで、急な予約だと往復で凄い金額になってしまうと焦りました。
自分たちは数ヶ月前に飛行機を予約して、少しでも安く旅費を抑えているのに司法書士さんには高額な旅費は払いたくない本音もあります。
抵当権設定と所有権移転登記は別の司法書士さんでお願いすることはできないか、銀行員さんにお願いをしてみました。
結果、銀行員さんが宮崎の不動産屋さんと調整していただき抵当権設定と所有権移転登記は別の司法書士さんで実施してもらえることになり、司法書士さんの宮崎までの旅費の支払いは免れました。
旅費は払わない分、司法書士さんへの報酬額は2人分払って逆に割高になっているのかも?と考えたりしてしまいましたが、あまり追求せずに安く済んだと自分の中で考えることにしました。
銀行との契約は電子署名などをし、電子契約を済ませました。
当ブログを参考に移住を検討している人が少なからずともいると思い(思いたい)、リアルな費用を公開しておきます。
内 容 | 金 額 |
中古物件価格 | 7,000,000円 |
固定資産税清算金 | 14,100円 |
ローン取扱手数料 | 110,000円 |
所有権移転登記費用 | 115,000円 |
抵当権設定費用 | 88,874円 |
印紙代 | 5,500円 |
不動産仲介手数料 | 297,000円 |
振込手数料 | 2,860円 |
残 | 66,666円 |
合 計 | 7,700,000円 |
今回、抵当権設定の登記をしていただいた司法書士さんは、歳は予測ですが私達より少し年上の方で、女性の方でした。
雑談の中で、かなさんが「最近移住する人って多いのですか?」と司法書士さんに聞きました。
司法書士さんからは
- 最近移住者が増えている。
- 子育てや、親のことなどの整理が付いた人の移住者が多い。
- 人生100年時代と言われているので、残りの人生どこで過ごすかを考えた時に移住を選択する人が多い。
- 趣味や好きなことがある人は行動に移して楽しんでいる人が多い。
- 人生に正解や、不正解は無い。自分で決めること。
- 移住を決断するのも自分で動くしかない。
- 変化を嫌い、そのまま歳を重ねていって、あとから後悔している人の話をよく聞く。
頭の良い司法書士さんから言われると、妙に説得力があり、話に引き込まれてしまいました。
この言葉を聞いて今回移住を決断して良かったと改めて思いました。
今回銀行では、銀行と提携している保険会社へのインターネットによる火災保険の申込み手続きと、7月下旬に宮崎に行って決済をし、引渡し契約をする時に手続きが円滑に進むように4件の振込予約の設定してきました。
4件の内訳
- 売主さん口座
- 不動産屋口座
- 所有権移転登記を行う司法書士口座
- 抵当権設定を行う司法書士口座
これで今回正式に契約したので770万円の借金を背負うこととなりました。
火災保険については銀行員さんから「もしかしたら築年数が古すぎて、今回申込みをした保険会社から加入を断られてしまうかもしれない」と伝えられました。
その場合は保険会社から私の携帯電話に連絡が来るみたいです。
半月くらい前には職場にも「今年度いっぱいくらいで仕事を辞める」ということを伝えているので、今回はローン契約も済ませもう後戻りは出来なく、じわりじわりと移住が現実に近づいてきています。