親権争い体験談

【離婚裁判体験談】第1回~第3回の口頭弁論と妻からの反訴状の内容

離婚裁判が始まりました。

2014年4月14日(月) 第1回口頭弁論

第1回口頭弁論が行われました。
裁判の方は全体を通して弁護士に任せているので私は基本的には出席はしませんでした。

初回は、相手方らは代理人弁護士をつけて答弁書を出してきました。
答弁書の内容は、基本的には男女関係は認めるが、夫婦関係が破綻した後のことなので不貞にはあたらないと主張している。
ただ、初回期日には代理人は欠席で出てこなかったので、一番大きな問題となる親権について具体的にどう争うつもりなのかが書面だけではわからず、よって、近いところで次回期日を決め、相手方代理人が出てきたところで今後の具体的進行を確認するという流れになりました。

と、弁護士から報告をもらいました。

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2014年4月25日(金) 第2回口頭弁論

第2回口頭弁論。

相手方は慰謝料は今現在一括でなら150万円支払えるとのことです。
(慰謝料は妻と、不貞相手の男、併せての金額です。恐らく全て男が支払うと思いますが)

私は分割でもいいので300万円は最低でも欲しかったが、弁護士からは「分割で支払ってもらう場合、支払いが滞った場合の回収するために起こすアクションや手間を考えると金額は減っても一括で支払いをしてもらった方がいい」

と事前にアドバイスを受けていました。

でも、さすがに150万円では納得出来ず、次回へまで持ち越させてもらう形になりました。

2014年5月12日(月) 妻からの反訴状

妻から反訴状が提出される。

離婚等反訴請求事件

訴訟物の価額 金300万円
貼用印紙の額 金1万1800円

第1 請求の趣旨

1 反訴原告と反訴被告とを離婚する。
2 反訴原告と反訴被告との間の未成年の子長男、二男、長女に対する親権者をいずれも反訴原告と定める。
3 反訴被告は、反訴原告に対し、金300万円及びこれに対する判決確定の日の翌日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
4 反訴被告は反訴原告に対し、判決確定の日から前記3人の子がそれぞれ成人に達するまでの間、毎月末日限り、1人当たり1か月金3万円の金員を支払え。
5 反訴原告と反訴被告との間の別紙「年金分割のための情報通知書」記載の情報に係る年金分割についての請求すべき按分割合を、0.5と定める。
6 訴訟費用は反訴被告の負担とする。

との判決を求める。

慰謝料300万円とか、養育費1人月3万円とか無茶苦茶な事言ってきました。
弁護士からは、「もし親権が相手にいって養育費をこちらが支払うことになったら住宅ローンより養育費を優先しなければならない。家を売ってでも養育費を支払わなければならない。」的な事を言われました。
「不倫されて、離婚して、家を売って、養育費支払う」という最悪な結果を想像すると腹が立って仕方なかった。

実際のところ、こちらが親権を持った場合、養育費は0円でもいいと思っていたが、こうなったらこちらが親権を持った場合も、養育費は0円とは言わず、限度額まで請求してやろうと思いました。

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2014年5月26日(月) 第3回口頭弁論

第3回口頭弁論。

慰謝料は50万上乗せして、200万円なら和解に応じると提示した結果、「プラス50万円なら何とかかき集めて用意する」との答えでした。
50万円は後日、用意出来次第支払うという形で話はまとまった。

そして和解条項は以下の通りとなりました。

和解条項

  被告は,原告に対し本件解決金として200万円の支払義務があることを認める。

(1)被告は,原告に対し第1項の金員のうち150万円を本和解の席上で支払い,原告はこれを受領した。

(2)被告は,原告に対し第1項の金員のうち50万円を平成26年6月末日限り,原告訴訟代理人名義の銀行に振り込む方法により支払う。
振込手数料は被告の負担とする。

  被告が第2項(2)の分割金の支払いを怠ったときは,被告は, 原告に対し第1項の金員から既払金を控除した残金及びこれに対する平成26年7月1日から支払済みまで, 年5パーセントの割合による遅延損害金を支払う。

  原告は,その余の請求を放棄する。

  原告及び被告は,原告と被告との間には,本件に関し本和解条項に定めるほか,何らの債権債務のないことを相互に確認する。

  訴訟費用は,各自の負担とする。

以 上

これにより男との間の裁判終わり、本人尋問も実施されることなく、不貞行為相手の男とは顔を合わせずに済み慰謝請求裁判は終わりました。

これが現実です…
慰謝料は200万円。
興信所費用、弁護士費用も考えるとプラスにはなりません……

親権については、裁判官も妻へ対して、

より親権は諦めた方がいいと勧告するが妻は判ってくれない。
妻はあくまでも「裁判の判決で親権を決めてほしい」と主張してます。

次回の口頭弁論は7月4日(金)です。

そんな中、6月19日(木)に予想だにしない騒動が起きました…

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